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警察官になるには

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交番の中には何がある?

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そもそも交番って?

交番は、警察署に所属する地域警察官が交代で勤務し、24時間365日「常時警戒体制」を保持するための機能を持った建物です。
所長に警部が置かれ、各種届出や申請の受理が可能な大規模な「幹部交番」や警察官がひとりだけ駐在している「駐在所」もあります。
警察署が管轄する地域の中に設置される交番には、地理的な責任範囲が設定されており「所管区」と呼ばれています。所管区の安全と発生した事件事故の処理に対して責任をもってあたることが「所管区員」である交番勤務の警察官に課せられた義務となっています。

交番で勤務する警察官の具体的な活動って?

交番で勤務する警察官を交番勤務員と呼びます。そのほかに交番相談員と呼ばれる職員が配置されることがあります。いずれも警察署の地域課に属します。階級は巡査から警部までいます。
警察官は、所管区内のパトロール、犯罪捜査や少年補導、交通指導取締り、巡回連絡(家庭や事務所などを訪問する活動)、迷子や酒に酔った方、傷病人の保護、道案内や落とし物の届出を受けるほか、住民の困りごとの相談などいろいろな活動を行っています。

交番?派出所?正式名称はどっち?

昭和以前に生まれた方の中には交番のことを派出所と呼ぶ方がいらっしゃいます。
交番勤務員を題材にして「週刊少年ジャンプ」で40年にわたって連載され、200巻がギネス記録となった“最も発行巻数が多い単一漫画”「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のタイトルの通り、かつて派出所と呼ばれていました。
明治21年10月に「派出所」、「駐在所」という名前で全国統一され、平成6年7月に「派出所」から「交番」に改められました。
なので、昭和の時代は派出所、現在は交番が正式名称です。
なお、駐在所の呼び名は明治、大正、昭和、平成、令和を通じて変わっていません。

交番の中ってどうなってるの?

交番を訪れたことのある方ってあまりいないのではないでしょうか?
ドアを開けると(だいたいガラス張りのスライドドアが多いですね)すぐにカウンターがあり、警察官や相談員が2~5名くらい座れるようになってます。
すぐ奥にドアがあり、待機室、相談室、トイレ、給湯室、休憩室、シャワー室などがあります。
規模によっては取調室が設けられていたり、逆に待機室が相談室を兼ねていたりします。平成11年以降、女性警察官が交番での通し勤務をするようになりましたので、専用トイレなどの設備改修が行われています。
建物自体は平屋から3階建てまで様々です。外観は地域に調和するようにデザインされていることが多いです。最近では警視庁目白警察署の東長崎交番のデザインに、街がシンボルとしている「トキワ壮」(漫画家の手塚治虫や石ノ森章太郎等が住んだことで有名)をモチーフとしたことでちょっとした話題になりました。

設備や装備品は?

交番の設備や置かれている装備品ですが、
いろいろあります。パソコンや電話。電子レンジやポットがあるほか、鑑識セットや差叉(さすまた)、警杖、大盾などの装備品やカラーコーンや立ち入り規制線などのほか、災害対応に必要な資機材があります。
基本的には全ての警察事象に対応することができますので、地域の安全ステーションといえます。

交番に留置場はあるの?

交番の窓ガラスに鉄格子が設けられているのをご覧になった方も多いと思います。あれは、逮捕された被疑者が入る留置場なのでしょうか?
じつは、交番には留置場はありません。なので、いたずらをした小さいお子さんに対して親御さんが「おまわりさんに捕まって交番に連れてかれるよ」と言うのは正しくないのでご注意ください。詳しくは別のページでご説明いたしますが、逮捕された被疑者は警察署に連行されることになるからです。交番に連れていかれることは原則あり得ません。ただし、任意同行を求められることはよくあります。この辺りはマニアックですが警察官を志す方には知っておいてほしい知識です。

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