警察官を目指す人を応援するサイト

警察官になるには

警察組織

刑事部門

投稿日:

ミステリ小説やドラマの代名詞

警察における刑事部門は、刑法犯罪や暴力団などに係る捜査を行う部署です。所属する警察官は司法警察員として強制力を伴う法執行を行うことができ、刑事さんと呼ばれています。
その刑事さんの事件を解決する姿が、かつては「刑事モノ」と呼ばれ、ミステリ小説やドラマの代名詞でした。現在は、いろんな部署や警察官以外が主人公の物語が増えて来ていますが、ストーリーにリアリティを与え、盛り上げるための舞台装置としては欠かすことのできない部署です。

花形?3K?・・・果たしてその実態は?

ニュースで流れるような重大事件を解決するのは刑事さん以外にはなく、悪と対峙する姿は、まさに現代のヒーローと言えます。
警察24時などの密着番組でも、制服警察官の職務質問に応じようとしない不審者を、応援で駆け付けた刑事さんが説得して職務質問に応じさせる様子はカッコいいです。

首都圏のある県警における警察署の刑事課の勤務体系は週5勤務で土日祝日休み、年末年始休暇ありの年間休日日数120日という優良企業並みなのですが、6日に1回当直勤務があります。朝8時半から夕方5時15分までの通常業務後、当直勤務に移行、翌朝8時30分まで交代で休憩や仮眠をとりながら事件や事故に備えて出動態勢をとっています。
しかしながら現実は、事件は土日祝日などに関係なく起き、しかも事情聴取などの相手(参考人)が空いてる時間といえばアフター5や休日であるわけで、必然的に長時間勤務に加え休日出勤が常態化します。
しかも当直中は事件事故、相談ごとなどひっきりなしに舞い込んできます。事件が起こって犯人を逮捕しようものなら、休憩も仮眠もお預け、一睡もせずに取り調べや実況見分に駆けずり回り、当直明けの午前中は、送検のための書類作成や身元の照会、裏付け捜査などで忙殺されます。午後に担当係に引き継いでようやく解放されます。その後自分の業務を片付けると三十数時間連続勤務などということもあります。
さらには、現場での事故や公務執行妨害などによる怪我も多く、その職務には危険が伴います。

近年では独居老人の孤独死の増加により、事件性の有無を判断するための検視件数が増加傾向にあります。死後数日から数週間経過した現場は汚く、検視はキツいの一言です。

重大事件の捜査本部に携わると、2か月休みなしで家に帰れない捜査員もいます。
勤務は不規則なうえ、人間の影の部分を見続けるという仕事は体力的にも精神的にもタフでなければ務まらないことは言うまでもありません。ですから刑事は生え抜きのエリートと言われるのです。

刑事部の組織

刑事総務課
刑事部の管理と全体の調整をする。刑総と通称されます。
捜査一課
強行犯:殺人、強盗、暴行、傷害、誘拐、立てこもり、性犯罪、放火などの人の身体に係る犯罪の捜査を担当。
捜査二課
知能犯:贈収賄、選挙違反、通貨偽造、詐欺、横領、背任、脱税、商法違反などの捜査を担当。
捜査三課
盗犯:窃盗(空き巣、ひったくり、忍び込み)の捜査を担当。
組織犯罪対策課(組織犯罪対策本部)
暴力団や犯罪集団等の取り締まりを担当。薬物や銃器の捜査も行う。
鑑識課
事件現場で指紋や足痕跡、微物の採取と証拠化、照合を担当。警察犬や身元照会も担当。
機動捜査隊
覆面パトカーで担当地域を警ら(密行)し、事件が起こった場合は初動捜査を行い、継続捜査となる場合は所轄署や担当課に引き継ぐ。捜査本部に応援要員として送り込まれることもあります。
科学捜査研究所
警察官ではなく主に技術吏員が実務を担当し、各種検査や鑑定を行います。
法医分野:体液・組織・DNA
物理分野:電気事故、火災原因、声紋、機械事故、交通事故原因、銃器及び刀剣類、痕跡
文書鑑定:文書・通貨 
心理分野:ポリグラフ、知能検査、性格検査、方言、その他言語
科学分野:ガス関係事故原因、火薬・爆発物、油類、有機溶剤、薬物、酩酊度、公害関係、毒物

捜査支援分析センター(警視庁)
画像解析・プロファイリングなど

-警察組織

Copyright© 警察官になるには , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.