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総務部門

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警察の総務部門って何をするところなの?

総務部門はバックオフィスとして、円滑な警察活動の推進を下支えしています。
研究熱心な方の中には「警務部と同じでは?」と疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますが、総務部門には主に
本部長の秘書、広報、会計、装備、施設、情報管理、留置管理
などの仕事があり、人事などを管理する警務部門とは異なる職務を担当します。

総務部のない警察本部もあるってホント?

本部長の秘書、広報、会計、装備、施設、情報管理、留置管理という組織の中には、取調べ監督、会計監査、音楽隊などもあり、それぞれ重要な役目を担っているのですが、じつは、総務部が置かれていない警察本部もあるのです。
いわゆる中・小規模警察本部では、警務部の下に総務部門が置かれています。
映画にもなった横山秀夫の小説『64(ロクヨン)』の主人公三上義信(映画では佐藤浩市が演じ第40回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を受賞している)の部署である広報は、警務部秘書課広報室として描かれています。(作中のD県は、群馬県をモデルとされていると言われており、群馬県警察本部では総務部門は警務部の下に総務課や広報広聴課などが置かれています。)

警察官よりも警察行政職員が多いかも

広報、会計、装備、施設、情報管理などの課や係には警察官ではなく警察行政職員(事務吏員や技術吏員)が多く勤務しています。
これらの部署では警察官よりも警察行政職員の方が多いかもしれません。
広報については、事件の核心に関するセンシティブな問題を扱うことが多いことから捜査に精通した警察官が配置されるようです。
一方、逮捕された後に留置されている被疑者の処遇や護送を担当する留置管理業務は警察官がほとんどです。

音楽隊の隊員になりたくて警察官になる人も

音楽の演奏を通じて警察の威厳や士気を高め、市民との融和を得るための、広報部隊です。
管楽器が中心のいわゆるブラスバンドが多く、定期的に演奏会を開催して広報活動を推進しています。
隊員は、警察官や警察行政職員の中からオーディションにより採用しているようです。音楽大出身の方や、中学、高校とブラスバンド部で活躍していて、音楽隊を目指して警察官を志望する人もいます。
警察学校に入校してお互いに自己紹介をした際に、芸大や音大出身の方がいたら、ひょっとしたら音楽隊志望かもしれませんね。
音楽隊にはカラーガードという、フラッグなどの手具を使ってダンス的要素を盛り込んだ視覚的表現を行うパートもあります。

情報管理課は機密の中枢

機密の中枢のため、詳しく書けません(笑)
現在の警察では電子化が進んでおり、書類作成や通信にもコンピュータを使用しています。そのコンピュータシステムの開発、保守管理を行っている電脳集団が情報管理課です。(警察本部によって呼称が異なることがあります。)
情報管理課には照会センターが置かれ、現場警察官から人物や車両についての照会を無線や警察電話でリアルタイムに行っています。無線のコールサインは全国共通で123(「イチニサン」あるいは「ひゃくにじゅうさん」コールサインは共通ですが運用は各警察本部単位です)であると言われています。
登録情報としては、人物に関しては、運転免許の有無・犯罪歴の有無・指名手配や家出人手配など各種手配の有無など。車両に関しては、ナンバー・車種・塗色・型式・車台番号・所有者・盗難など各種手配の有無などが登録されているようです。
いろいろなことがすぐに分かるので、手配犯などの早期確保が可能になっています。

逮捕した被疑者の処遇と護送を行う留置管理

警察により逮捕され拘留されている被疑者を「被留置者」と呼びます。被留置者は、釈放されるまでの間、最低限度の生活のみが保障され、多大な制約を受けることとなります。当然、外出などはできませんし、自由に人に会うこともできません。入浴も週に2,3日しか認められません。トイレは胸部からから上が周囲から丸見えの状態で、用を足した後に流す水は担当さんと呼ばれる看守係の警察官に「終わりました」などと声をかけると、遠隔操作で流してくれる仕組みとなっています。
護送とは、被留置者を検察庁や裁判所、あるいは引き当たり捜査や検証などで留置場のある庁舎外に出す際に逃走や事故の防止を図りながら留置場と目的地を往復させる業務です。
ちなみに被疑者の手錠につながった綱を持つ警察官のことを「綱もち」と呼びます。

取調べ監督制度とは?

取調べ監督は、不適正な取調べを未然に防止するために、不適正な取調べにつながるおそれがある行為を認めた場合には取調べを中止させるなどの措置をとることができます。
取調べ監督官は、取調べ室外部からの視認等により被疑者取調べの状況を確認し、必要がある場合は取調べの中止要求等の措置をとるほか、警察職員が受理した被疑者取調べに係る苦情の申出を集約します。
取調べ監督制度は、取り調べ中の警察官による不適正な行為により、冤罪を生み出さないための措置です。

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